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2010年02月21日

本気で難しい……[フェブラリーS]

[フェブラリーS]
◎ワイルドワンダー
▲エスポワールシチー
▲ローレルゲレイロ
△テスタマッタ
△ミリオンディスク
△ダイショウジェット
△グロリアスノア
--------------------


とりあえず稍、重の年は全く参考にならない。
良馬場に限定しての過去5年。中山の年を無視すると過去4年だが、これでも2002年まで遡ってしまう。
5-3 35.9ヴァーミリアン1(ブルーコンコルド)
10-8 35.7 カネヒキリ1(ユートピア)
7-7 35.5 アドマイヤドン1(サイレントディール)
6-6 35.6アグネスデジタル。(トーシンブリザード)
最後の数字は人気。まあ、地力のある馬が勝ってるだけといえばそうなのだが、とにかく逃げは決まらない。基本的に逃げが勝たないレース。
さて、今年は逃げが目される有力馬が1人気。
ところがそこに芝からローレルゲレイロが参戦してきて、逃げずとも良い状況が出来上がる。
テンの加速から、一息いれにきたところを突っつくのが1人気エスポワールシチーというのが、どうみても素直なレースのイメージ。

では、何が難しいのか?

逃げに辛いことが判っていて、他陣営が逃げるのを待っている状態で、本当にゲレイロは普通に逃げるのか?
おそらく全ての競馬予想の前提になってしまっているのが、スピードスターローレルゲレイロの参戦により、まるで逃げるのがローレルゲレイロと固まってしまっているのが、最大の盲点という気がしてならない。

1200専門というわけではないにも関らず、完全に距離不安をイメージづけることに成功した昆厩舎。
実際、多くの人が逃げるとは予期していても、やはり初ダート、距離の壁もあって、誰もまともに走ると思ってないことの裏返しなのだろうが、ではどう逃げればゲレイロは勝てるか。どう乗って「逃げたら負ける」レースを勝ちにくるかをイメージしている人は少ない。
1人藤田騎手を除いては…。

私が見る限り。
ゲレイロがぶっちぎった大逃げに出た時に後続は迷わず鈴をつけずに追いかけることができるかどうか?
ゲレイロが最初の1Fを捨てた時に、果たして残った騎手が適切に判断できるか?
ここ2点がゲレイロ最大の勝機とみる。
非常の時だけに、非常の乗り方をしてナンボ。
そもそも、初ダートの馬が砂を被ることを恐れただけの半端逃げを選択する時点で、普通に乗ったら他馬の餌食になるだけだ。
あの藤田が、そんな思い切りの悪い競馬をするか?
外から一気に出れば行ききる。逆に外から様子を見ながら出れば、自然と1F捨てて、擬似的に200+1400戦を演出してのじんわり外目を加速しての4角先頭持続戦に持ち込む。
そもそも東京新聞杯も勝っている。1200を選んだのは「より良い」からであって走れないからではない。
スタミナ面での不安、初ダートの不安。これらを考えれば、逃げた時点でゲレイロの気持ちは勝利から逃げている。そう断ぜざるを得ない。

つまりまあ、このレース。
・ゲレイロがペースを作って、あっけなく沈む
・ゲレイロ「マイペースの単騎逃げ」=「大逃げ」を捕まえに行く
・ゲレイロ「マイペースの単騎逃げ」=「大逃げ」を捕まえにいかない
・ゲレイロが本気で勝ちにくるなら、1F捨ててくる

この4択を頭に置いておきたい。いずれにせよこのゲレイロ・藤田のコンビ。何をやってくるか非常に読みづらい。
本来であれば、何も考えずともエスポワールシチー最右翼なのは、盛岡のマイルチャンピオンシップを勝った時点で疑いないところ。
あのレースの勝ち馬は去年こそ来なかったが、なにしろユートピア、ブルーコンコルド、アドマイヤドンにアグネスデジタル。
歴代フェブラリーSで3着に絡んでこなかったのは去年くらいのもので、4年のうち3年は絡んできているのだから、まともなら軸はどれと言われてエスポワールシチーを押さないほうがおかしい。

結局、ややこしくなってるのは、全部ゲレイロが何するかわからん所為。
一部出てくんな的な意見もあろうが、こういうのがいるから競馬は面白いのであって、とりあえずゲレイロには感謝したい。
32.9★/33.8/33.4/33.1★/34.1☆/35.0/34.4/34.3☆/33.4/34.7★/35.0★
ゲレイロのテン3Fタイムを並べてみても、真面目に突っ走ればテン3Fで2秒は例年のフェブラリーより速い流れをつくることも「やろうと思えば」できる寸法。
実はこの馬が握っている幅は想像以上に大きい。
基本的に1200実績を1400・1800実績より重視するぶん、私にとって予定調和で沈むだけ、というにはゲレイロは強すぎる。

4択を考えると、おのず押し出され先頭の可能性があるぶん、エスポワールシチー以外の先行馬は買いづらい。
ゲレイロがペースを作る、追いかけていくの選択はともに差し馬で対応でき、1F捨てるなりペースを作って沈むならエスポを買って置けばまず間違いないので、問題はどの差し馬を買うか。

可能性のありそうなのはハナから4頭に絞り込める。
ダイショウジェット、テスタマッタ、ミリオンディスク、ワイルドワンダー。
ダイショウジェットは体重次第の面もあり、最内もあってちょっと重い印は打ちづらい。
となると、テスタマッタだが、これも内目に入ったのと、押せる要素があるなら条件戦の3連勝のみと、34秒台の末脚という、なし崩しに脚を使わされるここでは「ありえない」競馬での実績になるところが弱い。
グロリアスノアも、バカには出来ないのだが、テスタマッタ同様、ここまでのレースであまりココ向きと感じさせるものはない。限定戦が多いので仕方ない側面もあるので無視はしずらいが、重くは買いたく無いところ。

残るのはごく自然に外枠を引いた2頭にならざるを得ない。
ミリオンディスクはD1200からD1400の馬と思われがちだが、基本的に芝ダ問わず1200と1400は、1400と1600より遥かに違う。
そして1200と1600は繋がるのは前から言ってきているとおり。
マイル戦狙いは常に1200実績馬。
上にきてはっきりしてきているのは、1400戦では脚が溜まらないが、カペラSの12.1-10.4-11.1-12.0-11.8-12.2のような、脚を溜めずともよいレースであれば、強さを発揮する点。
ダート1400では末の差が出るといった印象で、ならばなし崩しに脚を使わされるマイル戦のほうが、気持ちさえ持てばこなせても不思議ない。
ゲレイロの作るペースに最も適合するのは、ダート1200実績のある馬であっても全く不思議ない。
とはいえ流石に再ファンドの馬がこのメンバーで頭まで…というのも都合が良すぎる気もする。
結局頭まで残るのは大外ワイルドワンダーしか残らない。
ここ2走はスタートでレースが終わっている。
フェブラリーと比較的つながりやすい武蔵野Sでも2着、3着の実績があり、前年実績馬でもあり、マイルチャンピオンSの2着馬でもある。
ココへの適性、実績面で不安は微塵もない。
本来であれば、エスポがゴールした後に猛然と着を拾うだけのはずの馬が、ゲレイロ参戦で、一気に逆転の目が出てきた。
素直に考えれば差しが嵌るならコレが最右翼とみて違いなく、状況が状況なだけに、本命を打つならココが妥当。
あとは可能性に賭けてグロリアスノアあたりをちょっと押さえて。

最後に、ゲレイロ大逃げを期待して、頭から馬券は買っておく。
本気で飛ばしたとき、誰も怖くて鈴ツケになんていけないぞ?
先頭なら砂も被らない。
ゲレイロの強さはコーナーの速さであり、前半鈴をつけられなければ、今度は直線が長いぶん4角でも捉えづらい。物凄い大差で回ってくる可能性もある。
非常な競馬に出てきた時に、一瞬の判断の遅れが他馬の致命傷になる可能性は十二分。
流石に大マクリは距離損が出るので選択しない…とは思うが、それでも1Fいきたいヤツはいかせてコーナーで加速してこれば、エスポに匹敵する力がある可能性はあるだろう。
それはそれで試してみてほしい気もする。単純に安田やマイルCSを狙うなら、ここで試すのが一番。
昆陣営自体、スプリント2冠を取ってしまった以上、高松宮に色気を持っていない。
はっきりいって”防衛戦”なんてガラじゃない。
とんだチーズチャンピオンだから。
種牡馬入りを考えても、ほしいのは他の条件での冠に他ならない。ここは階級を変えてくるのは当然だと思う。
だから香港だろうとドバイだろうと、自分を舐めてくれる条件を探してるとしか思えない。
ダートマイルであってもマイル戦はマイル戦。
NHKマイルCを取り損ねたゲレイロにとって、欲しくて仕方ないマイルの冠。できれば取らせてあげたいものだ。
posted by たま at 09:37| Comment(2) | TrackBack(1) | 競馬予想<1000-1600m> | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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