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2007年04月24日

春の天皇賞メモ[そにょに]

傾向をみて、各馬みわたせば
ネヴァプション、アイポッパー。
マツリダゴッホが逃げれば「有力」。
反面、大阪―ハンブルクC組要注意。
ぶっしーが降りればトウショウナイト。
…って感じなんですが。
理由はあんまりにも長いので、追記行きです。

◆阪神大賞典 3000阪神
1アイポッパー  3.08.3 04-04-04-03 34.3
2ドリームパスポート 3.08.3 02-02-02-01 34.5
3トウカイトリック 3.08.3 07-07-07-07 34.0
4デルタブルース 3.08.4 05-05-07-07 34.1
5アマノブレイブリー3.08.8 05-06-04-04 34.8
------------------
6ファストタテヤマ 3.09.0 09-09-04-06 34.9
--------------------
13.1 12.1 13.1 13.4 13.4
12.4 12.3 13.5 13.1 12.8
12.9 11.7 10.9 11.4 12.2

(38.3-1.5.1-34.5) S

まず目につくのは前半の遅さ。下りの前半で3度の13秒台。
さらに中盤道中も13秒台が目に付き、残り800mで一気にペースアップした。長距離戦向きのスタミナより、終いの脚が要求されたレースだが、11.7→10.7の4から3ハロンが勝負どころ。下りで早めのロングスパートがかかったにも関わらず上り坂のある終いまで脚が持ったのは流石にグレードを感じさせるものの、
道中の遅さから、このレースはステイヤー色よりも
単純に決め手をみたほうがよさそうだ。
4着デルタブルース、3着トウカイトリックともによく走っているが、これだけ遅いペースなら、もう一声欲しかったのが本当のところだ。2頭とも末の切れるタイプではないだけに、終い3ハロンではおそらく最速に近い脚を使っている。アイポッパー34.3、前にいってこれくらいは使える馬で、
こういう勝負になればこのメンバーなら勝ち負けは自然。
上位2頭と3、4着の差はどこでついたか?
もうこれは勝負どころの4コーナーで前に進出できたかできなかったかの差だとしか言いようがなく、ステイヤーズSでも、全く同じことになっている。ペースチェンジのタイミングにギアチェンジの遅い馬は天皇賞では勝てないのだ。
ファストタテヤマ、伸びてはいるものの、どうも本気ではない印象だ。直前に冷え込んだため、持病の神経痛が出たに違いない。
いずれにせよ、極端にペースが変わった競馬の変わり目をソツなくこなせ、かつ終いのある馬が上位をとった。

―ステイヤーズS 12/2中山 3600m M
1アイポッパー  3.43.4 03-03-03-02 35.3
2トウカイトリック  3.43.9 07-07-07-04 35.5 
3チェストウイング 3.44.5 05-05-05-03 36.3
4グラスポジション 3.44.6 09-09-11-09 36.0
5チャクラ 3.44.6 12-12-10-04 36.1
------------------
6メジロコルセア 3.44.9 01-01-01-01 37.3 
8ファストタテヤマ 3.45.7 10-09-07-04 37.3
 
12.8 11.3 12.6 12.3 12.5  (36.7-1.1.5)
12.7 12.4 12.9 12.6 12.7
12.9 12.7 12.4 12.3 12.5 12.1 11.3 12.4  (35.7)

前半ソコソコ。その後13秒台を一度も出さずに
終い35.7。長距離戦で相当厳しい競馬。
そのぶん終いはかかって当然だろう。
トウカイトリック相手が悪かったが、
チェストウイングとの力差が終いの1秒に出ている。
上位2頭は強い競馬だ。

―ダイヤモンドS 3400mHC
1トウカイトリック 3.30.6 10-10-09-07 57 34.5
2エリモエクスパイア 3.30.6 03-03-03-03 53 34.8
3アドバンテージ 3.31.3 02-02-02-02 52 35.7
4バイロイト 3.31.7 05-05-05-05 56.5 35.8
5ラヴァリージェニオ 3.31.9 08-07-05-05 53 35.9
--------------------
12.9 11.6 12.0 12.2 12.6 (36.5-1.1.3)
12.4 12.6 13.4 13.0 12.7 12.7 12.5
12.9 12.0 11.1 11.7 12.3 (35.1)

前半は標準。中間は13秒台が2回、ペースはぐっと落ちた。コースレコードに0.3差の割りにはたいして速いレースではない。このコース、このレース自体が、ハイペースにならないこともあるのだろう。タイムは評価しないほうがいい。
そのため最後の4ハロンは末勝負に。
上2頭が、3ハロン34秒台を使えるだけの末の能力があったということ。4着バイロイト、もう少しいい脚使う馬だと思うが、案外。瞬発力で決まったレース。

―万葉S3000m京都  稍重
1バイロイト 3.07.3 08-08-06-04  35.8 55
2トウカイトリック 3.07.3 07-06-05-02 36.0 56
3チャクラ 3.08.3 10-10-09-04 36.7 56
4ファストタテヤマ 3.08.3 10-11-09-04 36.7 58
5マチカネウマジルシ 3.08.3 01-01-01-01 38.3 51
--------------
13.2 11.6 12.0 12.5 12.4(36.8-1.1.7)
11.8 12.7 12.5 12.8 13.2
13.0 12.5 12.2 12.4 12.5 (37.1)

やや重のなか、前半そこそこのペースで飛ばしたことで、全馬息切れの競馬になった。
後半坂で緩んだところでうまくペースアップして差を稼いだ馬が、直線向いて完全に止まった前を捉えた競馬だが、それだけにタフさを問われている。トウカイトリック、はやめに仕掛けて強い競馬。どうもバイロイト、万葉からダイヤモンドを見る限り、タフなタイプではあるが終いに物足りなさがある馬だ。

◆日経賞 良 2500中山
1ネヴァブション 2.31.8 10-10-07-07 35.6
2トウショウナイト 2.31.9 08-08-08-07 35.6
3マツリダゴッホ 2.32.0 06-06-06-04 35.9
4アドマイヤタイトル 2.32.4 12-12-10-09 35.9
5アドマイヤモナーク 2.32.7 04-04-04-05 36.8
-----------------------
6インテレット 2.32.9 01-01-01-01 37.2
6.9 11.5 12.1 11.8 12.3 12.7 12.8 11.9 11.6 12.1 12.1 11.5 12.5
(54.6-36.1)

前半もそこそこのスピードなのだが、ようやく落ち着いたと思った瞬間に暴走した馬がいる。ハイペースで逃げたインテレット、何考えていたのかさっぱっぱだが、1400m通過後の下りで転がり落ちるように11秒台で爆走しはじめる。
そのままレースは後半になだれ込み、6ハロンで刻んだラップが
11.9 11.6 12.1 12.1 11.5 12.5。良とはいえ小雨降る中、なんとも凄い競馬になった。
当然全馬最後の坂でズブズブでもまったくおかしくはない。
先行した馬の終い3ハロンは、インテレット37.2、フサイチパンドラ(02-02-04-05)37.1、エリモエクスパイア(04-04-02-02)37.4、ブラックタイド(02-02-02-02)37.4などなど、中山の坂で惨憺たる有様。仮にもどれもオープンを張る馬たちだ、
こんな500万条件のような終いを使うことになるとは、思いもよらなかったろう。
この条件下で差足をまず伸ばせたことはまず高く評価するべきだろう。もちろん、ペースアップに釣られてはやめに仕掛けながら、終いを35.9でまとめてみせた
マツリダゴッホ、そこで置かれることなく追走し仕掛けをまったネヴァプションとトウショウナイト、
いずれも相当のハイラップへの対応力をみせたのは間違いない。上位3頭の後、先行で粘ったのは5着のアドマイヤモナークだが、間は0.7秒開き、終いは36.8。
マツリダゴッホとアドマイヤタイトルの終いが同じということがそもそも力差を如実にあらわしている。アドマイヤモナークとて、06サンシャインSを終い34.5で快勝してみせた馬で、
立派にオープンを張っているわけだから、その価値は高い。
10着のエリモエクスパイアは、ダイヤモンドでは買ったが...ここではちょっと。
理由?他に買う馬がいるので手が回りません。

―白富士S 2000府中
1ネヴァブション 1.58.3 10-10-08 34.6
2ジャリスコライト 1.58.4 11-10-10 34.5
3コスモテナシャス 1.58.6 02-02-02 35.6
4ファイトクラブ 1.58.7 07-06-05 35.3
5メイショウオウテ 1.58.7 12-12-12 34.6
-----------------------
12.8 11.4 11.3 11.3 11.8 12.3 12.0 11.3 11.8 12.3
35.5-58.6-35.4 M

勝ったネヴァプションの1500条件。
前半から11秒台が続くハイラップ。逃げたニシノデューは、
こいつが出ると毎度こうなっている馬なんだが、
まあ3日目のよい馬場で、素晴らしいラップを刻んだ。
結果、中間12.3が一度あるだけで、直線向いても最後まで終いは
ほとんど落ちずに35.4を刻んだ。
後方からといえ、このラップで、34.6を使ったことには価値がある。最後方からのメイショウオオテも、34.6を使ったが、勝ち馬は8番手から。34秒台をマークした馬のなかでは最も厳しい前半を走っており、ジャリスコライトも流石に切れる馬ではあるが、0.1秒押さえ込んだ。非凡。

―クリスマスC 中山1800
1マツリダゴッホ 1.46.9 07-07-08-05 35.4
2ニホンピロキース 1.47.0 06-06-03-02 36.0
3ファイトクラブ 1.47.2 12-12-08-09 35.6
4アクシオン 1.47.2 07-08-07-05 35.8
5インマイアイズ 1.47.3 13-13-13-13 35.2
-----------------
12.4 11.1 11.2 11.8 11.8 12.3 12.2 11.9 12.2
34.7-58.3-36.3 H

一方、3着のマツリダゴッホの1500条件は暮れの中山。
お見事なまでのハイラップ。終い4ハロン目は12.3と緩んだが、
前半11.1-11.2が驚異的。4ハロン連続の11秒台。まるで1400のような競馬。
ところが終いが坂があるにも関わらず12.2。
4ハロン目緩んだところで着順をあげた2頭が残った形だが、
これで中団から終い35秒台を使って見せたのだから、勝ち馬の力は相当のもの。また注目は4着のアクシオン。かわいそうなことに、この馬、実はその後迎春S
(7.5 11.7 12.6 12.1 11.7 13.1 11.8 12.0 11.7 11.8 12.3 12.1 12.2 )にも
でてきているのだが、そこでやっぱり中盤がめちゃくちゃな競馬に遭遇。結果ネヴァブションに5馬身ぶっちぎられて休養入りとあいなった。ただ、ここでいったん休みをとったのは正解で、例えばクリスマスS3着のファイトクラブも、
その後ネヴァプションにやられて白富士Sでも4着、御堂筋Sでも結局勝ちそこなったあと、どうもここのところ振るわないのは、激戦続きの影響ではないかといぶかしみたくなるのに対して、
リフレッシュして帰ってきたときには狙ってみたい一頭だ。

―アルゼンチン共和国杯 11/5府中HC 2500m H
1トウショウナイト 2.31.0 06-05-05-03 35.2 57.5
2アイポッパー 2.31.0 09-09-09-10 34.8 58
3ドラゴンキャプテン 2.31.1 10-09-09-09 35.0 51
4チェストウイング 2.31.4 11-11-11-12 35.0 54
5トウカイトリック 2.31.5 11-11-11-12 35.2 56
---------------------
11アドバンテージ 2.32.4 01-01-01-01 37.1 50
14メジロコルセア 2.35.9 02-02-02-02 40.3 53

7.1 10.7 10.7 12.1 12.0 (52.6)
12.3 12.5 12.9 12.4 12.6 11.8 11.8 12.1 (35.7)

一方で2着のトウショウナイト。
これは府中のハンデ戦。
3ハロン目マデ10秒台。テンは速いが、中盤は緩んだため、
終いまできっちり伸びたレース。
乱ペースというほどではないが、57.5Kを背負って、
早めに動いて35.2なら文句はない。
先行してアイポッパーを押さえ込んだトウショウナイト、たいしたものだ。アイポッパーは位置取りから流石に切れの面でもこのメンバーでは力上位。トウカイトリックやチェストウイング。前半このペースについていけずに後方から、
結局終いは35.2(35.0)とトウショウナイトと同じと、この時点での上位との差が明確に出たレース。


◆菊花賞
1ソングオブウインド 3.02.7 16-16-16-08 33.5
2ドリームパスポート 3.02.7 06-06-06-07 34.0
3アドマイヤメイン 3.03.0  01-01-01-01 35.9
4メイショウサムソン 3.03.4 04-04-04-02 34.9
5アクシオン 3.03.5 12-14-13-13 34.4
-----------------------
10ネヴァブション 3.03.9 15-15-14-16 34.6

12.8 11.5 11.1 11.6 11.7 11.7 12.9 12.8 12.9 13.2 13.0 11.9 11.2 12.5 11.9

35.4-58.7-35.6 M

前半1000mがかなり早い競馬になった。下りに差し掛かった3ハロン目の11.1は厳しい。
平坦にかわる中間一気に緩んだものの、再び下る4ハロンから猛烈にスパート。これで前にいって粘りこむのだから、ドリームパスポート、アドマイヤメイン、メイショウサムソン
の能力は相当のもの。差したソングオブウインドよりもよほど好感をもてる。この時点ではネヴァプションは競馬になっていない。というより、この馬、瞬間の差し脚は実はさほど速くない。
成績がぐっとあがるのはいわき特別で北村が跨ってから後、ここで初めて、
04-03-03-03 35.7 2.01.9で先行して勝ちあがる。(12.7 11.0 11.5 12.2 13.2 12.9 12.5 12.1 11.7 12.1 )
5着に敗れたHTB杯は屋根は北村だが、14-14-13-10と、それ以前の追い込み1手に戻ってしまっている。
つくも特別では後藤に乗り変わって08-08-07-07と中団から。
そして菊花賞ではこの馬を追い込みにした張本人のひとり、石橋脩に乗り変わる。もう何がいいたいかはおわかりだろう。次走が06-06-06-03、北村。
白富士Sでは、後藤で中団から。10-10-08で終いで抜け切った。終いは菊花と同値の34.6。
日経賞では再度北村に乗り代わり10-10-07-07と、中団からとなった。最後2戦は、猛烈な乱ペースの競馬。前々にいく必要もなく、後ろからいく割りには猛烈の切れがなく、
どちらかといえば前目で競馬をして心臓の強さを活かしたほうが強いタイプで、そこに前の速い
お望みの展開で、やや後ろ目につけてはいるものの、けして糞追い込みをしていいタイプではないということだ。
私的にはこの馬が出世が遅れ、ここにきて成長したというのは、
けして心臓が育ったわけでも、末が切れるようになったとも思っていない。全体的なパワーアップはあるにせよ、この馬の本質はかわっていないだろう。
元々強かった心臓を活かすだけの自在味を身に着けたことが一番大きく、負けた理由は既にはっきりしていると思っている。そして今回は北村の予定で、前の馬に楽はさせまい。

実は、近いことはマツリダゴッホにもいえるのだ。
新馬戦は蛯名で06-05-03-01から34.8。ここまではよかった。
札幌2歳Sで08-09-05-04とまくりあげていって6着に敗れたあとの500万下にはまず注目で、
12.8 11.9 12.5 12.7 12.4 12.9 11.8 11.6 11.5 の1.50.1。
ハイラップで勝ち上がってきた同馬だが、このときは休み明け+12K。
スローからの競馬で05-05-08-07から34.3の脚を中山で使っている。このときは岩田なのだが、この脚をみせた後この馬の競馬が変わる。
青葉賞では蛯名で07-08-08-08、35.5、4着。
白百合Sは岩田で09-09-09-08で35.4、7着。
差しからの連敗。これで大きく目算がくるう。
そして日高特別で初めて典弘に乗り変わる。
このときは02-03-03-05 横山典(12.9 11.0 11.7 12.5 12.2 12.9 12.5 11.8 11.9 12.0 )35.6-1.0.3-35.7。
ここで初めて今のこの馬のスタイルが出来上がる。
唯一2着に敗れた冬至S。
このときは典弘だが、07-06-06-06 35.4(12.2 10.8 11.9 12.1 11.8 11.8 12.0 12.2 12.5 12.9 )34.9-58.8-37.6 H
のハイペースでの差し。一着はペリエ騎乗のフェイトトリックスでハナ差まで追い詰めて敗れている。
この馬の心臓なら、もし末があれば突き抜けることもできただろう。ほぼ勝ちに等しいものの、ここの35.4は、
あとコンマ2秒は欲しいと思わされる。その後はクリスマスSからAJC杯だが、5馬身ぶっちぎったのは、04-04-04-02 35.3 (13.0 11.3 12.3 11.9 11.7 11.7 11.8 12.1 12.0 12.0 )
得意の心臓がいきるインティライミの作るハイペースで、好位追走から、そのコンマ2秒を詰めてみせたことが大きいだろう。
以前より前の位置から、以前よりわずかにパワーアップした末で、ハイラップでも耐え抜く強心臓で勝ちあがってきた2頭が
この2頭だといえる。

そしてメイショウサムソン。
―産経大阪杯
12.8 11.5 13.1 12.6 12.2 12.2 11.9 11.7 11.4 12.0 (37.4-1.2.2-35.1)06-06-06-04 34.4 2.01.4
―皐月賞
12.3 11.3 12.0 12.1 12.3 12.0 12.2 11.8 11.7 12.2(35.6-1.0.0-35.7)M 06-05-04-03 35.1 1.59.9
―スプリングS
13.0 11.9 12.0 11.8 11.6 12.2 12.1 12.0 12.3 (36.9-1.0.3-36.4)M 03-03-02-02 36.2 1.48.9

皐月賞をみるまでもなく、もともとは厳しい流れでシブトク脚を伸ばすレースで勝ちあがってきた馬。
前走大阪杯は、スローペースだが、この阪神2000も、スタート直後に坂ができたことで、スローペースが人工的に
誘導されたコースになっている。したがって、残り6ハロンからじりじりと後半はゆるい下りにともなってペースアップしやすく、
おのずと差し脚の出る設計になっていることを考えれば、34.4を額面どおりとらえてよいものか?
また、この程度の末脚ならば、おそらくマツリダゴッホやネヴァプションも使うことができる。大阪杯は休み明けとはいえ、スローの競馬で6番手から4番手へあがっての競馬には、かつての積極的に前へいく姿は重ならないのも事実だ。
心臓の強さは間違いないだけに、安定した末脚を使うが、けしてスローからの末勝負は歓迎ではなく、
ネヴァプション、マツリダゴッホ同様、京都の軽く、末が自ずと速くなるコースで末勝負になった際にはけして得意とはいえないだろう。



◆大阪―ハンブルクC 阪神2400外 HC
1ファストタテヤマ 2.30.4 10-10-09-07 33.2 57
2ダークメッセージ 2.30.5 07-07-07-07 33.4 55
3フォルテベリーニ 2.30.7 03-03-03-03 33.9 54
4エアセレソン 2.30.8 03-03-03-03 34.1 57
5ホーマンアラシ 2.30.8 09-09-09-10 33.4
-------------------------
9トウカイエリート 2.31.2 07-07-08-07 34.1
----------------
13.2 12.2 14.0 13.8 13.0 13.0 12.8 12.5 12.0 11.4 11.0 11.5

39.4-1.6.2-33.9

第四の4歳馬、ダークメッセージが出走し、2着になった。
レースラップはスーパースロー。
淀むも弛むもない。ずっと緩みっぱなしのでれんでれん。
仮にもオープンを張ろうかという輩。これなら33秒くらい出してもおかしくはない。
フォルテベリーニやエアセレソンに関して言えば、してやったりのはずだったろう。
現に休み明けとはいえ、トウカイエリートが34.1を出しながらレースラップ-0.2。
単純に瞬発力に勝る馬が上位を占めたといっていいだろう。
2400といえば、昨年の京都大賞典がまんま似たような競馬になっており、
(13.0 11.8 11.8 13.7 13.8 13.7 14.0 13.9 12.5 10.9 11.1 11.3 )。
まあ、こうなれば、ファストタテヤマのもの。
京都大賞典では、平坦な直線でトウショウナイトの使った脚が33.1、ファストタテヤマは32.8、
アイポッパーは33.3を使っている。

日経新春杯は3着だが50Kと軽ハンデを利してのもの。
しかし先述の2頭と異なり、この馬は純然たる急激に強くなった馬だろう。
夏頃に急激に力をつけ、500万で勝ち負けできるようになり、
新潟外の500万下で2.00.8(12.6 11.4 11.6 12.0 13.0 12.5 12.3 11.6 11.3 12.4)(35.6-1.0.6-35.3)のなか、
07-07 34.6 で中団から2着、同じく平坦新潟外でやはり中団から2.02.0 04-04 33.9(12.9 10.8 10.5 10.8 11.9 12.8 12.8 12.6 13.0 13.6 )
と素晴らしい差しを見せるようになる。何よりそれまでは、同位置からは35秒台、若駒Sでは最後方からで34.8、黄菊賞でも最後方から34.1。
34.2の新馬は2.08.8とスーパースロー。それが夏場を迎えてやや前から同程度以上の脚を使えるようになっている。
新春杯の前にようやく500万を勝ちあがったばかり、1000万下許波多特別は2.13.7 03-03-05-05 34.5と、末は下りもあるにせよ
今までなら考えられない競馬。そして迎えた御堂筋S。

―御堂筋S 2400m外阪神 2.26.1 
12.7 11.2 12.4 12.7 12.4 12.4 12.5 12.2 12.1 11.8 11.5 12.2
36.3-1.1.4-35.5 M

で 34.3の末で勝ちきってきたが、このレース以外のほぼ全ての勝ち鞍はスローペース。
ゆいつこれがミドルで、最後方から34.3の脚で2着以下を3馬身ちぎって見せた。
おそらく唯一の末脚の「切れ」で勝負ができる4歳勢であることに間違いない。
そして先述のハンブルグC、スローになったこのコースでは、残り3ハロンから1ハロンまでが下り坂。
33.4はやや眉唾といいたいが、実はそっくり同じコースが京都にある。
そう天皇賞の舞台、京都3200mのスタート直後の坂、そしてゴール前の残り800からの下り坂。
200は平坦が長いが、基本構造の同じスローペースから残り4ハロンで猛烈にペースアップする直線なのだ。

この阪神2400m、阪神改装で新設の距離。改装された箇所こそが、スタート直後の坂。
改装は昨年の暮れだというなら、このコース、今年の天皇賞(春)が初のステップレースになっている。
近年、よほど強力な逃げ馬がいない限り末脚勝負の傾向の強い天皇賞。
実は3年前、大阪―ハンブルクC3着馬が春天皇賞を勝っている。当時は極端に「先行有利」な阪神2500mで
7番手から差して3着に入ったスズカマンボである。

一番の不安は勝ちあがりがペリエのエンチャントつきな点...
前走はエース岩田康だが、まあ今回は岩田はデルタブルースを選ぶだろう。
代役は佐藤哲?先週復帰してさっそく1勝追加。今年2週しか騎乗してないのにすでに2勝と絶好調!
いいね。文句ないですよ。

また。こっそり9着しているトウカイエリート。
1500条件オリオンS(1着)、古都S(2着)でエリモエクスパイアを横綱相撲で負かしてきた馬ですし、日経新春杯では他掲示板5頭がみな後方からのなか、04-04-04-03 35.4でダークメッセージを4Kg差を撥ね退けてクビ差確保で連対。
大阪―ハンブルグCの9着は休み明けでそれでも終いは34.1を使いました。トウカイ買うなら、トウカイエリートのほうを買います。ひとつ叩いて調子があがってこれば、面白い存在でしょう。

さて、そろそろ結論。
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「有力な逃げ馬がいないなら末脚比べ」

「逃げ馬が勝ちきるには、最初の淀の坂を速いラップを刻む必要がある」

「終い3ハロンというよりも、最後の4コーナー付近でどこまで好位に進出できるかが鍵」
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ユメノシルシ、フォルテベリーニ、アドマイヤタイトル、スウィフトカレント
ウイングランツ、アドマイヤモナーク、マイソールサウンドは、ざっと印象を。

ウイングランツ…ダイヤモンドSに出走するような馬は、天皇賞は勝てません。
アドマイヤタイトル…順調に使われてきて日経賞では相手になりませんでした。
アドマイヤモナーク…1500万抜けるのに時間かかったのは弱い。          比叡Sであっさりトウカイトリックに
          先に出世される。ダイヤモンドSに出走
          するような馬は、天皇賞は勝てません。
スウィフトカレント…末は切れるが秋天1着馬すらこないレースなんですがね。
フォルテベリーニ…ハンブルグ組みで予行演習済み。案外いい。
ユメノシルシ…前走の湾岸Sはここではメンバー弱すぎる。
チャクラ…本気で出てくるの?出てこないだろ?使いすぎ。
マイソールサウンド…応援はしたい。したい…が、どーすれば買えるのか聞きたい。

現段階で言えることは、

★渋とさの活きる展開なら

↑ネヴァプション(速い展開も体験済みで先行して粘れる)
↑マツリダゴッホ(速い展開身上で、鞍上横山典)
↑メイショウサムソン(渋とさは買うが、末は買えない)
↑アイポッパー(どんなレースでも3着にくるタイプ)


★スローになるなら
↑ネヴァプション(白富士Sの末がある)
↑アイポッパー(どんなレースでも3着にくるタイプ)
↑ファストタテヤマ(コース得意で悲願のG1制覇)
↑ダークメッセージ(予行演習はばっちり)
↑フォルテベリーニ(予行演習はばっちり)

◆紐になら
↑トウカイエリート(粘ってよし、差してよしどんな競馬でもできます)
↑トウショウナイト(武士沢が乗ってなければG1級)

てな感じでしょうか。
posted by たま at 10:38| Comment(2) | TrackBack(2) | メモの類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
毎度^^
Rんく有難うです^^
たまさんデータを参考に天皇賞はとるですよ(;o;)
日曜日にリンクさせてもらうですよ^^
またくるですよ^^
Posted by じっぽくん at 2007年04月25日 19:58
今年はどこに狙いを絞るかが難しいレースですよね。ナイナイと思いつつメジロカンムリでかつてやった典弘の逃げが気になってしかたありません。(岡部からの乗り代わりで差し馬に騎乗。突然G1で逃げ。タケノベルベットが突っ込んで7万馬券。メジロカンムリ、生涯で典弘が乗ったのも逃げたのもたった一度だけ。)
Posted by たま at 2007年04月26日 11:19
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