◎はマツリダゴッホ
まあ、結局、終い800mで反応よく、ぐいっと前に出た後、京都の今の馬場を味方にできる馬はコイツが一番。
コーナーワークも上手で、心臓も強くスピードもある、父サンデーサイレンス。混戦模様のG1なら、とりあえずかっとけ!でもいい。典弘の腕も信用できる。
そしてなにより大きいのは、落馬で菊に出れずにそのぶん早く条件戦に切りかえたぶん、AJC杯に間に合ったこと。
1月にG2を勝ちきったことで、目標が早々に決まり、結果的に菊組みより早くココ目標で準備ができたことを買う。
○はメイショウサムソン。
もとより現4歳では最強と言ってきた手前もあるが、この馬の渋とさは並みじゃない。有馬記念だって5着とはいえ、もっとも厳しい競馬をやってきっちりトウショウナイトにも先着している。
今の京都高速馬場への対応は不安ではあるものの、なんのことはない、キレを比較的持っている有力どころといえば、トウカイトリックやデルタブルース?とてもそうは思えない。
いくらキレが無いタイプだといっても、そのへんよりは全然マシである。大阪杯の競馬は正直いってこの馬のベストパフォーマンスからは程遠い。内枠先行差しなら勝って当然。あの条件で前半緩めばあれくらいの脚も使って当然。褒めるところなんぞひとつもない。もし本気なら三流逃げ馬なんぞ、競りつぶして影もかたちもなくすのがこの馬の本来の強さではなかったか。ひとつ叩いて調子もあがる。ここは狙い目。
▲にダークメッセージ。
注目は前走。大阪―ハンブルクカップ。たしかにファストタテヤマに捲くられた。末3ハロンでも遅れをとった。
しかし、父ダンスインザダークで、御堂筋ステークスや前走でみせた息の長い末脚を持ち、かつ、このオヤジにしては珍しく前走ではすっとコーナーエンドで内をつく一瞬のスピードを持っている。末脚そのものも破壊力があるが、それよりもスーパースローで内内でじとっと我慢する気性の良さと、この瞬間のギアの速さが最大の武器だろう。屋根にも佐藤哲三を迎えて一発警戒。
注にはネヴァブション。
父マーベラスサンデーの無念を晴らしてほしい。白富士Sでみせたバランスのよい競馬と末脚、日経賞の強さは本物だ。力量ではヒケはとらないだろう。
ただし、この馬の場合。菊に向かったぶん結果的に出世が遅れた。そのため、日経賞が初重賞となり、天皇賞春に向けて目標設定できるタイミングが遅れたのが大きく、能力はあると推しても、今回は4番手で精一杯な印象。
「狙ってきた馬」と「出れた馬」との差は案外と大きいものだ。
△は2頭まで絞る。
まずは△トウカイエリート。
この馬も人気に隠れたが父サンデーサイレンス。混戦模様のG1で、末脚を発揮する。さらにMAX33.9の差足も持ち、日経新春杯で2着したことから、はやめにここに向けて狙いをつけられた。前走の敗因もはっきりしており、叩き2戦目で調子も上昇。新装阪神2400は、スタート直後に上り坂、その後淀の坂ほどではないが、坂をあがってからの400mの下りから平坦200mで終わるコース。ローテーションとしては大阪杯よりむしろココ狙いなら理にかなっている。
もう一頭の△はアイポッパー。
長距離路線を歩んできた組では、もっとも京都の馬場を得意とする。前走阪神大賞典でも、緩急のつく流れのなか、上手に立ち回ったように、ギアチェンジが早く、加速がうまい。これも一つ叩いて狙いすまして取りにきた印象だ。
京都コースで残り800から仕掛ければなかなか前が止まらないなかなら、十分勝負になるだろう。安勝も魅力で、抜けにはできない。
以上6頭。
これ以上は押さえるつもりもない。
まず、父ダンスインザダークの2頭。ファストタテヤマとデルタブルース。コース向きの脚をもっており、早めに仕掛けてこれれば脅威だが、今回ファストタテヤマは追い込み宣言。この馬は基本コーナー途中から一気に加速して、追い込みでありながら直線向くときには差し勢と同位置まであがってきて、そのままばてない末脚で押し切る馬。逆に、先行勢がそこでぐっと加速してしまうとか、そこであがっていけない状況だと惜しい結果に終わる。
一方のダンスインザダーク。阪神大賞典をみれば、絶好のスタートで先行したにも関わらず、ペースの変わり目についていけずに内の5番手という苦しいところにわざわざつかざるを得なくなるという情けない競馬。切れる脚ももっておらず、基本「自分でレースを作ってナンボ」の馬だが、今回先行してシブトイのがいる以上、それも望めず、無理に先行しても生来の反応の悪さは補いきれまい。
トウショウナイトは武士沢、悪いが毎度能力だけ測ると有力なのだが、それでも買えないのがトウショウナイト。ダートの短距離ならともかく、天皇賞で村田や武士沢を買えるか?
ほんとーに申し訳ないが、私は無理ですよ。
トウカイトリックも阪神大賞典がいただけない。スローで長く速い脚の勝負となる展開はこの馬としてはおそらく最もアイポッパーとの差を詰められる展開だった筈だ。実際タフな競馬になった万葉Sではバイロイトに不覚をとり、ステイヤーズSではアイポッパーに遊ばれたように、厳しい流れで相手になる馬ではない。長距離戦で末で勝負したほうが切れるタイプで、そういう競馬をやった上で休み明けのアイポッパーに押さえ込まれたのだから、どうなったって今回逆転するのは難しいだろう。
そして瞬間の反応と馬場適性なら、トウカイトリックよりトウカイエリートのほうを上に見ても不自然ではない。がんばれテイオーの弟!
一言でまとめるなら、
・2度目の下り坂800mで置かれないで仕掛けられる馬
・叩き2戦目の馬
・サンデーサイレンス
・屋根
という、基本に忠実に選んだまでですよ。
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◎1-1マツリダゴッホ 横山典弘
○メイショウサムソン 石橋守
▲ダークメッセージ 佐藤哲三
注ネヴァブション 北村宏司
△トウカイエリート 川田将雅
△アイポッパー 安藤勝己
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4歳を上に置いたのは、ディープインパクト引退後、やっぱニューヒーローのほうを見たいじゃない!
だからこればっかりは譲れない。
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