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2007年05月12日

ふむー…いまいっぽ決め手が?[京王杯SC]

さて。混戦ムードの京王杯SC。
ナニが難しいって、今週の府中1400ってのがいけない。
これがこの条件でなければ、もしくはもっと開幕に近い頃なら
◎は8マイネルスケルツィと思うのだが…。
うーん。で結局。

◎6マイネルスケルツィ…前走は本格化の証、
            走ればマイルCS馬(w;あれ?安田は?)
○8エイシンドーバー…能力上位、先行して切れる、陣営煙幕臭い
▲17シンボリエスケープ…叩いて能力全開。突き抜けるならこの馬
注1グランリーオ…好タイム決着での差しに進境
△15ピカレスクコート…不向きもここで好走なら安田で期待高い
-------------------------------------
△11オレハマッテルゼ …実績上位、ここで一発
△14ネイティヴハート…さすがに爺だが、これも叩いて好調で期待

まあ、毎度長くなるので理由は追記にするよん。このレース。どこまでスローになるのかがさっぱり読めない。
特にこの府中1400というのは、人工的にスローが誘導された
場になるため、前がかりの競馬にならず、直線勝負になる
ケースが多い。そのうえ内枠先行が本来有利な馬場で、
基本、速いあがりが使えてかつ余力をもって先団からスパート
した馬が楽にほいほい勝つ。
そこへもってきて先週あたりから外差しの気配が出てきた馬場。
こうなると馬場のいいところを選んで走るか内内でくるかの
判断がどーもわからないのが難しさに拍車をかける。

人気どころをみる限り、
明らかにマイラーズCのレースが他前走より一枚上だ。
しかも、そこで3着の8マイネルスケルツィは、
新潟大賞典を勝ったブライトトゥモロー同様に、
「いままでとは違う!」という印象を持つ競馬っぷり。
明らかに現況の調子のよさ、そして今年に入っての成長を感じさせる一戦になっている。
過去のレース実績をみるかぎり、府中1400との相性は本来最悪である。同じことは12フサイチリシャールにもいえ、2頭とも一見すっとんでもまったくおかしくない危険な印象なのだが…

マイラーズCはテンを除き全ラップ11秒台のうえ、前半34.9-58.2なら、新聞はスロー表示だろうが、十分標準的な前半で、これがスローになるのは、このペースで終い32秒台であがってくるようなおとろしく強いのがいただけのこと。

-------------------------
■マイラーズC 4/14 阪神1600m
1コンゴウリキシオー 1.32.2 01-01 34.0
2スイープトウショウ 1.32.4 09-09 32.7
3マイネルスケルツィ 1.32.7 02-02 33.9
4アドマイヤキッス 1.32.9 1 06-05 33.5
5サクラメガワンダー 1.33.1 03-04 34.0
------------
6ハットトリック 1.33.1 14-11 33.3 58.0
7エイシンドーバー 1.33.1 05-05 33.8 57.0
12.4 11.4 11.1 11.7 11.6 11.4 10.7 11.9
34.9-58.2-34.0
-------------------------

コンゴウリキシオーも強いし、その流れに乗って32秒台のスイープトウショウ、2追走で33.9を使ったマイネルスケルツィ。
以下アドマイヤキッスも十分強い。
同日の1000条件はスローからの競馬なので一概には
いえないまでも、この競馬ができる馬が弱いわけがないとしか
いいようがないわけだ。
とくに、3着を確保したマイネルスケルツィにとっては、
従来の同馬であれば、確実に惨敗のケースだったろう。
というのも、去年までのこの馬は間違いなく速いペースで心臓勝負こその典型的なタイプで、阪神CやマイルCS、中山1600で32秒台という高速決着となった京王杯AHで3着、終いが軒並み35秒台になった34.6-57.8で流れたNZT勝利と、好走歴は極端にテンから速い競馬に偏っている。

逆に34秒台後半から58秒の、マイラーズC並みの標準程度の流れとなった富士Sでは、終い伸び切れずに13着に惨敗。
黄梅賞にしても34.9しか使えていないように、もし去年までの同馬ならば、ここで3着に粘れたかどうか?
高速決着についていける心臓に加えて、標準ペースからの末勝負に対応できるようになったと、1戦だけで言い切るのはやや早計ではあるものの、今までなかった一面を見せるようになってきたのは、成長の大きさで、充実期を迎えて本格化をにおわせる。
前走ほどにも走れれば、標準のペースで末の効くタイプのプリサイスマシーンやエイシンドーバーあたりには負けはしない印象だ。

というのも、この2頭はある程度標準の流れで前で競馬するスピードと、比較的マイラーにしては強力な末脚のバランスのいい2頭で。堅実に走りきる、タイプとしてはローレルゲレイロやメイショウレガーロと同様のタイプ。同程度に対応できるようになってこれば、ペース向きの心臓のぶん、位置取りの優位は動かない。

しかし、これら有力どころはあくまで「対応」ができるのであって、けしてスローからの末脚勝負を歓迎するわけではない。
阪急杯にしろ、阪神Cにしろ、それなりの標準的な前半の速さでおさまったレースで、まぎれを赦さなかった。同じ1400mでも、阪神1400は下りの続く、基本前半から速いラップを刻む場で、2レースとも実に阪神らしいよい競馬になっている。
安田記念を見据えれば、この2頭。
府中1600ならば、このレース実績は武器になる。
ただし今回は府中1400。
前半いきなりの坂からゆるやかな登りでスローを演出する場に変わることと、極端な逃げ馬がいないことで、まぎれの多い直線勝負になる
可能性が非常に高く、そうなったときの対応力は2頭とも未知数なのだ。

穴人気になっているアポロノサトリに代表されるように、
ブラックバースピン、フジサイレンスなど府中1400を得意にしてきた馬がかなり多くいるが、およそ共通点は、テンの速い競馬を苦手としている点だ。
これら府中1400の馬たちは、スローから末脚比べでのみ活躍してきた馬で、逆にアポロノサトリの前走のように、決着が20秒台前半にまで速くなると、今度は末の切れを消耗してしまう結果になる。


■谷川岳S 4/29新潟1400m
1キンシャサノキセキ 1.20.1 02-02 35.1
2ペールギュント 1.20.2 06-05 34.9
3ラッシュライフ 1.20.4 06-05 35.1
4フジサイレンス 1.20.6 08-08 35.0
5ショウナンタキオン 1.20.6 11-09 34.8
-------------------
6シンボリエスケープ 1.20.7 12-09 34.8
7アポロノサトリ 1.20.8 14-13 34.7
-------------------
12ツルガオカハヤテ 1.21.0 12-13 35.1

12.1 10.4 10.9 11.4 11.3 11.9 12.1
33.4-35.3 H

谷川岳Sでは2人気におされて人気を裏切ったかたちのアポロノサトリ。14番手からの追走で、終い34.7はいかにもダメな競馬。
前半の速さについていけずに前と同様に脚を消耗している印象である。思えば勝ったバレンタインSは1.21秒台。
このときは前半は34.9と、比較的ゆったり流れている。
過去1400戦で好走歴はあるものの、常にゆったりした流れから末脚を発揮してきており、20秒台の決着となったサンタクロースS(1400阪神)(34.6-34.3 1.20.3)では、後方から15-15 33.5で5着に沈んでいるが、スローの流れであれば後半いい脚を使うものの、結果届かぬ競馬に終わっている。
念のため、1200戦での2着だった福島戦もみてみるが、
基本前残りの競馬で猛然と突っ込んだようにも
みえるが、前半32秒台のペースから、終いのかかる競馬。
それで13-10から差して結局アンバージャックを捉えられない
のはいかがなものか?
57Kgをしょい、かつ7秒台で走りぬいたアンバージャックの強さの
ほうが光り、引き立て役にしかみえないのはなんとも微妙ではある。スローからの差しが得意のうえ、他馬を圧倒するほどの末脚が見込めない馬だという印象がやはりつよい。



問題はこれら有力馬、とくに先述のマイネルスケルツィが、どれだけ自分で無理をしてでもハイラップを刻みに行くか。ここにかかっている。

----------------------------
<2006>オレハマッテルゼ インセンティブガイ 1.21.8
12.5 11.1 11.6 12.0 11.2 11.4 12.0
35.2-58.4-34.6

<2005>アサクサデンエン オレハマッテルゼ 1.20.3
12.4 10.7 11 11.4 11.1 11.4 12.3
34.1-56.6-34.8

<2004>ウインラディウス テレグノシス 1.20.4
12.0 10.4 11.4 11.7 11.5 11.4 12.0
33.8-57.0-34.9

<2003>テレグノシス キスミーテンダー 1.21.0
12.3 11.2 11.4 11.7 11.2 11.5 11.7
34.9-57.8-34.4

<2002>ゴッドオブチャンス グラスワールド 1.20.3
12.4 10.5 10.9 11.4 11.3 11.4 12.4
33.8-56.5-35.1

<2001>スティンガー スカイアンドリュウ 1.20.1
12.2 10.4 11 11.3 11.8 11.2 12.2
33.6-56.7-35.2

<2000>スティンガー ブラックホーク 1.21.0
12.5 11.1 11.2 11.6 11.8 11.2 11.6
34.8-58.2-34.6
----------------------------
過去6年の京王杯SCだが、スローがデフォルトのコースにも関わらず、およそ標準的な速さからハイペースになっているのがわかるように、
通常は流石に伝統のG2だけに、有力どころがレースをつくってきたのがわかる。昨年のスローがむしろ異端なのだ。
また、安田記念との関係では面白い結果になっているのに気づかされる。

2000年 標準から21秒台決着…安田では上位壊滅
2001年 厳しい流れを4番手先行から3着のブラックホーク
    安田勝利へ
2002年 厳しい流れを9番手差し2着のグラスワールド
    厳しい流れを9番手差し4着のダンツフレーム
    安田で2・4着
2003年 標準から21秒台決着…安田では上位壊滅
2004年 厳しい流れを15番手から2着のテレグノシス
    安田2着
2005年 やや速いペースで20秒台を先行したアサクサデンエン
    安田勝利へ
2006年 スローから21秒台決着…上位壊滅

そう。上位人気馬が、しっかりしたレースを作り、そのうえで先行勝ちするなら安田も好勝負必死で、そのうえで差し勢でもそれなりに勝ちを伺う結果になる。反面、スローからの末脚勝負ではまったくおよびでなくなる。これは傾向といえるものではなくて、もはや道理の域だと思う。
同じ府中でも本来1600と1400は全く変わる。
1600は人工的に厳しいペースを要求されるコースで、1400は前述の人工的なスローペース誘導になるコースの違いが最大の原因なのだが、
スロー有利にも関わらず、1600的なハイラップを果敢に刻んで勝ちきることが、京王杯が比較的安田記念と連続性がある最大の理由なのだ。

となると、こと安田記念を見据えているクラスの馬は、ここで馬なりにのたのた走っているような競馬はしてはいけない。

意識して、ハイラップへもっていき、そのまま押し切る競馬をしてくるほうに一票を投じたい。
結果、差してくるのも、ハイラップへの対応力のある馬ならば、安田でも十分期待できる馬。
差し脚の確かな馬に有利なコースであることに原則かわりはなく、ここで逆転できるようなら、安田でも期待はあがる。

[NSTオープン]1.20.8
12.3 11.1 11.3 11.3 11.4 11.3 12.1
34.7-57.4-34.8
と、ひととおりメンバーをみわたせば、
一応、前半57秒台から20秒台でまとめたのが新潟のこのNSTオープン。17シンボリエスケープ、14ネイティヴハートの2頭。
近走ひといきも、中日新聞杯での1.46秒台の好走やフリーウェイSでの20.1の逃げ切りをみれば、速いタイムで脚を失わないタイプの差し馬なら、
東風Sのように差しで新境地を狙う1グランリーオ。

[ダービー卿CT]1.33.1
12.6 11.3 11.1 11.2 11.5 11.6 11.7 12.1
35.0-57.7-35.4
マイルの標準的な流れのダービー卿CTできっちり差しきった15ピカレスクコート。
昨年のスワンSで、1.20秒台5着の11オレハマッテルゼ。
外差しが嵌る可能性も考えてチャンスがあるのはここ5頭。

上位3頭に加え、8頭までが勝負圏内と考える。
エイシンドーバーとプリサイスマシーンはほぼ互角なら、斤量のぶんプリサイスマシーンはおっことしての7頭まで。
気持ち悪いのはセトノゼディタブかなあ。
posted by たま at 12:38| Comment(2) | TrackBack(6) | 競馬予想<1000-1600m> | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。
今日も◎が同じようなので、お互い良い結果になればいいですね!
自分的には、馬場はまだ内目の先行も良いかな〜と思っていたりします。明日はわかりませんけど。

まぁ、チョット難しい感じですが、なんとか当てたいものですね。
Posted by ホーボー at 2007年05月12日 13:28
ですね〜。こんにちは〜。最近被ってます〜。うちとしては被るといい結果なのでいい感じです。
対抗以下にアポロノサトリ以下、前半速い競馬の経験の薄いG1では一歩足り無そうな府中1400専門馬連中を徹底的におとしたら結局こうなりました。
いつものように▲注のあたりのクソ穴馬と◎を最後まで迷ったんですけど、
この馬もコース実績がないだけにさほど人気にはならないんじゃないかなー?と思っての◎です。
ちなみに、ここに書かなかった馬でいっとう怖いと思ってるのがスローになったときのフジサイレンスだったり…念のため逆目のアポロ-フジだけ押さえておこうかなとか。
Posted by たま at 2007年05月12日 13:59
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