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2007年05月13日

消すに消せない憎いあんちくしょう[ヴィクトリアマイル]

ヴィクトリアマイルですが。
どう逆らってみても、スイープトウショウとカワカミプリンセスに
なってしまうので、どうにも面白い穴が探せない。
いろいろ悩んだのですが、これでちいさく勝負しようと思います。


◎アドマイヤキッス
ローズS、秋華賞、桜花賞など昨年の3歳戦で最もマイル適正をみせた馬。
オークスは緩んだ展開と距離で不向きで仕方なし。
状態もよく、先行してシブトイ競馬ができる。また、マイラーズCで33.5の脚を使ったのは、末に不安のあるマイラータイプにとって大きな武器。前半、スピード的には標準も、後半緩み無くずっと加速し続けるようなイメージのスローのマイル戦は、まさにヴィクトリアマイルのイメージどおり。
愛知杯、ローズSなど、左回りでの中京戦のほうが、秋華賞より強さを感じる競馬になっていることから、府中1600はこの馬にとってベストの条件。ここで逆転がなければ、二度と逆転できない最後のチャンス。

○スイープトウショウ

マイラーズCの競馬をされたら、今回のメンバーでは勝てない。
明らかにこのなかで一番強い馬。
エリザベス女王杯はそもそも牝馬にとって荷の重い長距離戦。
そこで一回ばかり届かなかったからといって、勝ったつもりとは片腹痛い。1人気のあの娘には、有馬記念に出てこずしてなにが史上最強牝馬だと。
有馬で10着に沈んだこの馬が後輩に教育できる最後の機会。

▲カワカミプリンセス
消したいが消せない。ヒシアマゾンを彷彿とさせるタフさとキレ。強さは本物だ。秋華賞の流れ、京都2000mのハイペースは、まるで1600m競馬。すでにマイルは経験済みだと考えられる。
ただ、牝馬同士で負けるとするならここしかないのも事実。
そもそも牝馬が「タフなペースで強い」ということは、
牡馬と真っ向勝負になるわけで、イクノディクタスがそうであったように、
タフさが売りの牝馬ほど、ときに互角も、常に勝つのは難しいのが通常。それはひとつの武器ではあるが、牝馬同士の強さとはまた異なる要素。ある意味従来の牝馬戦では「反則」で勝ってきたのがこの馬だ。

注デアリングハート
テン遅く、じりじりペースアップする後半息の入らぬレースが府中牝馬S。前で競馬できる強みと、ひとつ叩いて調子もあがっている点も考えると、結構怖い存在。先行有利の札幌1800とはいえ、自ら動いてハイラップを勝ちきった札幌のクイーンSでの時計やNHKマイルC2着から、厳しい流れの時計勝負も対応可能だが、本質はスローからキレで勝負するタイプだと思える点から、どう転んでも牝馬同士の府中1600は向く印象で要警戒。

△ディアラノビア
いまさら何をいおうか。別に◎でも不思議じゃあない。
後方からの印象は強いが、実は結構中団から前で競馬することも。
そのへんの自在味が、位置取りの優位を生めば、差はつまる。


△サンレイジャスパー
HC戦なので△に留めたが、新潟記念2着の2000mでの持ちタイムから、
速く、脚の溜まらない流れでも、脚を使えるタイプだと判断して、マイル向きと判断。紐穴に。

△アグネスラズベリ
どーも気持ち悪い。1ハロン長い気がするが…。


あとは長いので追記。

--------------------------------------
確かに府中1600といえば、ハイペースからの消耗戦になる厳しい競馬になる場。
しかし、しかしですよ。
このレースは牝馬限定戦。
本当に本当に中距離のスタミナがいるような厳しいハイラップになるかどうか?

どうしようか…と名刺くるくるをまわして思っていたところ。
そういえば府中1600の牝馬戦といえば、むかしっからアレがあるのを思い出しました。

昔の府中牝馬S!(牝馬東京タイムズ杯)

とりあえずは、府中マイルで牝馬どもが寄り集まると、こんなレースになるというパターンを探るには、もってこいのような気がします。10年以上前に1800mになってますけど、
ノースフライト◎で穴をいただいた記憶があって、その頃は1600戦だった筈です。

[府中牝馬S]
1995 サマニベッピン マジックキス ノーブルグラス 1.34.2
12.5 11.0 11.6 12.0 12.0 11.9 11.3 11.9
35.1-59.1-35.1 M
-----------------------
1994 ホッカイセレス ノーブルアクション アイオーユー 1.32.8
12.5 10.8 11.0 11.5 11.7 11.6 11.9 11.8
34.3-57.5-35.3 H
-----------------------
1993 ノースフライト パーシャンスポット ブランドノーブル 1.34.7
12.6 11.3 11.5 11.8 12.0 12.2 11.5 11.8
35.4-59.2-35.5 M
-----------------------
1992 ジャニス メジロカンムリ スプライトパッサー 1.33.9
12.1 10.6 11.3 11.8 12.1 12.1 11.9 12.0
34.0-57.9-36.0 H
-----------------------

[牝馬東京タイムズ杯]
1991 リストレーション キタノオゴジョ エイシンウイザード 1.36.3 不良
12.6 11.3 11.5 12.0 12.0 12.5 12.3 12.1
35.4-59.4-36.9 M
-----------------------
1990 ヒカルダンサー カッティングエッジ メインキャスター 1.33.1
12.3 10.8 11.2 11.5 11.7 11.9 11.8 11.9
34.3-57.5-35.7 H

他に府中1600の牝馬戦といえば…んー…なんかまだあったような…

探してみたらありました。ユートピアSが。
珍しい1500条件の牝馬限定戦。2003年から4回実施されてますが、全部ドスロー。前半1000mで1.00秒以上かかっているレースが3回。あと59秒が1回。さすが牝馬限定戦だけあって、まるで1000万条件みたいなレースばかり。
あまり参考にもならないが、基本スローになっているケースは多い。

まず注目は、15年も前のレースばかりだというのに、1.32.8とか、1.33.1とか、かなりの好タイムでの
決着がちらほらあること。このへんの前半34秒台なら、
今なら終いも34秒台でまとめそう。
そうすると、95年と不良馬場の91年以外の4回は、
およそ32秒台になってもおかしくないくらいの高速決着になっている勘定だ。前半1000m58秒台想定なら、終いで34秒後半。これでだいたい1.33秒前半か?
今の府中はかなりの高速馬場。
パンパンの良馬場で、流れとしてはスローでも、かなりのスピードが要求されそう。
今年の桜花賞を一回り速くしたイメージが近い。

それともうひとつ注目は、

[ヴィクトリアマイル]ダンスインザムード エアメサイア ディアデラノビア 稍重
2006 
12.6 11.2 11.6 12.1 12.2 11.4 11.3 11.6
35.4-59.7-34.3 M

去年はペース的には1000万条件みたいなレースにったものの、
終いは流石に力のある馬がいるぶん格好はついている。
だけれども稍重の馬場を考えれば、そんなにペースが緩んだわけでもなく、基本は府中マイルらしいたんたんとした淀みない流れになっていること。
これは、不良馬場だった91年を除いて、過去の府中牝特にもほぼ共通していて、遅くとも12.0程度を中心にして特別脚を溜める箇所のない、平坦なラップを刻んでいる。

去年はスローからの競馬だったヴィクトリアマイルですが、牝馬限定だからといって、
必ずしもマイルらしからぬ緩んだ競馬にはならないという点は絶対押さえておいたほうが
よさそう。

・馬場を考えればタイムは必要になる
・マイル戦である以上、スローでも基本緩まぬ息のはいらない流れはかわらない

この2点をベースにして、今回のメンバーを検証していく。

今回のメンバーでマイル近辺で、目立つタイムを持っている馬といえば…

ディアデラノビア 1.33.0…京都牝馬特別
スイープトウショウ 1.32.3…安田記念2着 1.32.4…マイラーズC2着
カワカミプリンセス 1.58.2…秋華賞
フサイチパンドラ 1.58.5…秋華賞
スプリングドリュー 1.46.6…福島牝馬S
アグネスラズベリ 1.20.3…洛陽S
アドマイヤキッス  1.58.2…ローズS 1.58.6…愛知杯
サンレイジャスパー 1.57.2…新潟記念2着 1.46.5…ドンカスターC3着
デアリングハート 1.46.7…クイーンS
ジョリーダンス 1.20.7…阪神牝馬S

有力どころは流石にほとんど消えません(苦笑)
やはりちょっと細かくみていかなければダメのようだ。

■阪神牝馬S
1ジョリーダンス 1.20.7 05-05 34.5
2アグネスラズベリ 1.20.9 09-09 34.3
3ディアデラノビア 1.21.0 03-03 35.0
4シールビーバック 1.21.2 07-07 34.9
5ブルーメンブラット 1.21.3 05-05 35.2
-----------------------
12.2 10.8 11.1 11.4 11.4 11.8 12.0
34.1-56.9-35.2

前半34秒台なら、およそ速いペースではないが、
中間の下りが11.1-11.4-11.4とめたくそ速い。終いの坂でオツリはなく、終いのかかる競馬になった。
おのず差しが台頭し、上位はいずれも差し馬で決まった。
これで粘りこんだのが3着のディアラノビア。
勝ち馬ジョリーダンスよりむしろこの馬のほうが強い競馬に見える。逆にアグネスラズベリはやや恵まれた印象だ。

 ―京都牝馬特別 1600m京都
  1ディアデラノビア 1.33.0 10-10 33.9
  2ウイングレット 1.33.7 03-03 35.1
  3アグネスラズベリ 1.33.8 06-06 35.1
  4サンレイジャスパー 1.33.8 10-10 34.8
  5アクロスザヘイブン 1.33.8 03-03 35.3
  -----------------------
  12.5 10.9 11.4 11.9 11.5 11.1 11.9 11.8
  34.8-58.2-34.8 M

マイルでは標準的なペースだろう。4ハロン目は登り、5ハロン目から下って、あとは平坦。下りで1ハロン早いタイミングでペースがあがったことで、終いはいっぱいいっぱいに。
そのなかで後方で脚を残したディアデラノビアが末を失わずに走った結果、直線で0.7突き放した。
展開に恵まれたのは勝ち馬のほうで、着差はあてにはなるまい。ただ、伸び切れなかったサンレイジャスパー
に関しては疑問符がつく。微妙なのがアグネスラズベリか。

 ―洛陽S 1400m京都
  1アグネスラズベリ 1.20.3 09-08 33.4
  2マルカジーク 1.20.3 10-10 33.1
  3エイシンデピュティ 1.20.5 1 03-03 34.1
  ---------------------------
  12.3 11.2 11.4 11.4 11.0 11.3 11.7
  34.9-57.3-34.0 M
前半34.9-57.3ならほぼ標準から、中間が速い競馬。終いも優秀で、基本的には1600内と変わらないはずの
コース形態なため、京都牝馬との差は明らかに距離ではないだろうか。3着にまかしたのはエイシンデビュティ。
先日オープンを快勝しており、けして弱いメンバーではない。
アグネスラズベリ、府中1600は距離とタフだが足りない印象だが、力はある。
ヴィクトリアマイルを狙うより、適距離の高松宮記念や、京王杯SCを狙ったほうがよかったのではないか?


■福島牝馬S 1800m福島
1スプリングドリュー 1.46.6 12-11-11-10 34.8
2フラッグシップ 1.46.7 04-04-04-03 35.4
3ヤマニンメルベイユ 1.46.7 02-02-02-02 35.5
4コスモマーベラス 1.46.8 09-10-07-07 35.2
5ロフティーエイム 1.46.8 05-04-04-05 35.4
--------------------
6サヨウナラ 1.47.0 09-07-07-10 35.4
7サンレイジャスパー 1.47.0 08-09-07-07 35.4
--------------------
12.3 10.3 11.2 12.0 12.2 12.5 12.3 11.6 12.2
33.8-58.0-36.1 H

テン3ハロンが極端に速いが、そこからやや緩み12秒台で落ち着く。結果前半は58.0と、かなりの速さに。
終い4ハロン目が緩んだことで、差し馬にとっては願ったりの展開だったろう。
勝ったスプリングドリューは休み明けでの競馬という点は評価できるが、展開的には恵まれたといっていい。
もとよりドスローからなら終い33.1をマークした馬。
(三面川特別新潟1800・13.0 12.1 12.2 13.1 13.0 12.2 10.9 10.7 11.5 )
本質は溜めて爆発させるタイプのようで、1600の流れは疑問が残る。
これは、6着に敗れた府中牝馬S1800m府中でも同様で、
(12.7 11.2 12.1 12.6 12.3 12.4 11.6 11.0 11.6 )
を見ればわかるように、前半は遅いものの、残り5ハロンから12.3-12.4と加速が始まる
ことで、1000m脚を必要としたレースでは、脚を溜めきれず12-10-09 34.0と、
ディアデラノビアやサンレイジャスパーが33.3、33.5を使ったのに比較して
物足りない結果となっている。

また、このペースで35秒台に落ちるのは仕方がないだろうが、
差しで35.4しか使えていないサヨウナラ・サンレイジャスパーは
明らかに不満の残る内容だ。
コスモマーベラスは、休み明けを考慮すればよく走ったほうだろう。ただ、一度中間12.5-12.3があるなら、あとコンマ0.2ほどは詰めておかなければ
厳しい。叩いてそれが詰まってくるかどうか?

 ―愛知杯 2000m中京
 1アドマイヤキッス 1.58.6 03-03-03-03 34.8
 2コスモマーベラス 1.58.8 10-10-10-10 34.1
 3ソリッドプラチナム 1.58.8 07-07-07-07 34.6
 4レクレドール 1.58.9 11-11-10-10 34.2
 5ヤマトマリオン 1.59.0 07-07-07-07 34.7
 ---------------------
 12.2 11.1 11.7 11.9 12.1 11.9 12.2 11.9 11.7 11.9
 35.0-59.0-35.5 M

そのコスモマーベラスが2着のこのレース。
テンはさほど早くならなかったが、中間はずっと11.9-12.2のパターンでまったく緩まぬ流れになった。最後平坦もあり、終いは止まらなかったが、先行勢は壊滅して当然だろう。
正直、2-5着は全て恵まれてのもの。
コスモマーベラスは脚を失わなかったことは評価できるが、10番手からでは
レクレドールも34.2を使っており、勝ったアドマイヤキッスの完勝といってよい。

■新潟記念 2000m新潟
1トップガンジョー 1.57.2 13-13 33.9 57
2サンレイジャスパー 1.57.2 10-09 34.1 51
3ヴィータローザ 1.57.3 06-05 34.5 58
---------------------
12.6 10.9 11.5 11.5 11.8 12.3 11.9 11.7 10.6 12.4
35.0-58.3-34.7

府中牝馬で好走しているサンレイジャスパーが2着したレース。
相手は牡馬だが、それにしてもHC差は大きいので、完全に信用はできない。
しかし、前半58.3とさすがは新潟。中間も12.3が一度あるが、残り4ハロンからのロングスパートで、終いが辛くなったところを、一気に差しきった馬できまっている。
一番強い競馬をしたのは3着のヴィータローザか。だが、10番手中団から34.1は優秀だ。府中牝馬Sでもそうだが、後半の速い、長く脚を使う必要のある競馬には
強い印象だ。緩まぬペースへの対応力もそこそこあり、タイム決着は歓迎か。

■秋華賞 2000m京都
1カワカミプリンセス 1.58.2 09-08-05-06 34.4
2アサヒライジング 1.58.3 04-04-04-04 34.7
3フサイチパンドラ 1.58.5 08-08-08-06 34.6
4アドマイヤキッス 1.58.6 12-12-11-11 34.4
5シェルズレイ 1.58.6 03-03-03-03 35.7
---------------------
8ブルーメンブラット 1.59.0 06-07-08-08 35.0
10ソリッドプラチナム 1.59.3 17-17-17-14 34.6
17コイウタ 2.00.7 02-02-02-02 38.0
---------------------
12 10.6 11.9 12.0 11.9 12.2 12.0 12.0 11.6 12.0
34.5-58.4-35.6 H

おそらく昨年の牝馬クラシック後半でもっとも緩まぬ競馬となったのがこのレース。
エリ女
(12.5 10.6 11.7 11.3 11.3 12.2 12.5 12.8 13.0 11.5 12.0)
オークス
(12.5 10.9 11.3 11.6 11.8 12.4 12.8 13.5 13.2 11.6 12.2 12.4)
みればわかるとおり、他2レースは前半ぶっとばした馬がいるため、一見厳しいペースだが、
中間からとくに終い4-3ハロンが緩み、直線差しの決まりやすい展開だということがわかる。
それに対して、最も緩んでも12.2。前半34.5-58.4は2000mなら速く、ほぼ1600mの標準的な流れに近い。京都2000のひとつの名物パターンで差しがきまるケースだ。
こうなれば脚を溜めるタイプはどうしようもない。
1-4着、全てハイラップへの耐性がありかつ、34秒台を持つ馬で決まった。
位置取りで最も楽をしたのは4着のアドマイヤキッスだろう。
逆に6番手から34.4を使って見せた勝ち馬との力差を感じる4着だ。17着に沈んだコイウタだが、これは仕方ないだろう。沈まないほうが不思議なくらい。
また2着のフサイチパンドラも、力差はない。

 ―ローズS 中京2000m
  1アドマイヤキッス 1.58.2 09-07-05-05 34.5
  2シェルズレイ 1.58.3 02-02-01-01 35.5
  3フサイチパンドラ 1.59.0 02-02-02-02 35.5
  4ニシノフジムスメ 1.59.0 07-07-07-07 35.1
  5ソリッドプラチナム 1.59.0 15-15-10-12 34.8
  --------------------------------------
  12.1 10.6 10.8 12.7 12.1 12.1 12.4 11.7 11.6 12.1
  33.5-58.3-35.1 H
  
休み明け秋緒戦のアドマイヤキッスが勝ったローズS。
前半58.3だが、2追走組みが35.5までバテたにも関わらず、差せたのはこの馬だけ。後方からフサイチパンドラをかわせなかったソリッドプラチナムは厳しい印象だ。
シェルズレイは本番でも5着と好走。速い展開への耐性はみせた。
ただ、4ハロン目に息が入ったことと、終い4ハロン目が12.4とやや緩んだことで本番よりは息は入る流れではあったが、後半6ハロンでの緩みは少なく、末を失わずに差せたことは評価できる。
桜花賞(12.5 10.9 11.4 11.9 12.1 12.1 11.5 12.2 )も終いのかかる競馬だったが、
きっちり差して2着していることから考えても、秋華賞の敗因は位置取りのまずさが大きい印象であると同時に、末脚の爆発力は物足りないタイプのようだ。
マイル戦は向くだろうが、後方待機ではチャンスはこない。
積極的なレース運びが鍵になりそうだ。
2追走のフサイチパンドラだが、休み明けのぶんもあるが、ちょっと2000mのレースでは
物足りなさもある。

 ―エリザベス女王杯 11/12 京都2200m
 0カワカミプリンセス 2.11.4 09-10-08-07 34.5
 1フサイチパンドラ 2.11.6 08-08-07-04 34.8
 2スイープトウショウ 2.11.6 11-11-11-11 34.4
 3ディアデラノビア 2.11.7 07-07-08-07 34.6
 4アサヒライジング 2.11.7 03-03-03-02 35.3
 5アドマイヤキッス 2.12.0 05-05-03-02 35.6
 -------------------------
 6ソリッドプラチナム 2.12.1 09-09-11-12 34.8
 7サンレイジャスパー 2.12.2 13-13-14-14 34.8
 8レクレドール 2.12.3 14-13-11-12 35.0
 -------------------------
 12.5 10.6 11.7 11.3 11.3 12.2 12.5 12.8 13.0 11.5 12.0
 34.8-57.4-36.5

さて。一応繰り上がりG1馬となったフサイチパンドラだが、
距離のびてのエリ女だが、たしかに前半速い展開だがシェルズレイ、ライラプスの暴走あっての前半で、注目は残り4-5ハロンの緩みっぷりだ。
前が落ちたこともあるだろうが、差し・追い込みには絶好の流れになったのも否めない。確かに速い前半で消耗したぶんもあるだろうが、これだけ多くの馬が
34秒台を使えたのは、確実にこの緩みが原因だろう。
緩みのない2000mでは他馬に先着を赦し、オークス・エリ女と距離が伸びて
やや緩みのあるラップで着をあげているフサイチパンドラは、どうもマイル歓迎とは
思いがたい印象だ。スイープトウショウを押さえ込めたのは、この馬に限っては緩んだところでうまく仕掛けた印象が強い。
前半おもいっきりペースの影響を受けた4着アサヒライジング、5着アドマイヤキッスにとっては、これはもう仕方あるまい。
後方待機組みでは、比較的前で競馬したディアデラノビアが流石に力のあるところを
みせている。

■マイラーズC 4/14 阪神1600m
1コンゴウリキシオー 1.32.2 01-01 34.0
2スイープトウショウ 1.32.4 09-09 32.7
3マイネルスケルツィ 1.32.7 02-02 33.9
4アドマイヤキッス 1.32.9 1 06-05 33.5
5サクラメガワンダー 1.33.1 03-04 34.0
------------
6ハットトリック 1.33.1 14-11 33.3 58.0
7エイシンドーバー 1.33.1 05-05 33.8 57.0
12.4 11.4 11.1 11.7 11.6 11.4 10.7 11.9
34.9-58.2-34.0

前半マイルの標準的な流れになりながらも、前が止まらない競馬になったのがマイラーズC。坂のある2ハロン目がさほどあがらず先手争いが激しくならなかったことで、あとは下りにかけて加速する一方。スイープトウショウに流れが向いたとは到底いえず、
先行馬も良質で、通常であればアドマイヤキッスの着順が最高だと思われる。
淀みないマイルの流れにおいて、前半スローとはいえ、58秒台。それで中団から32.7は恐れ入るほかない。仮想ヴィクトリアマイルにおいても、ほぼイメージに近いレース。
4着のアドマイヤキッスに関しては、末のないタイプという印象だが、ここで一応レースラップ-0.5の末をみせたことと、なにより5番手追走ができたことを評価したい。
33.5は上等だ。

 ―05安田記念 府中1600m
 1アサクサデンエン 1.32.3 08-08 34.3
 2スイープトウショウ 1.32.3 12-12 34.0
 3サイレントウィットネス 1.32.3 02-02 34.8
 4ブリッシュラック 1.32.5 15-15 34.0
 -----------------
 12.2 10.7 11.0 11.7 11.8 11.4 11.3 12.2
 33.9-57.4-34.9
前半、33.9-57秒台であれば、かなり速いペースといってよいだろう安田記念。
2番手からのサイレントウィットネスの強さは光るが、
このペースで追走して脚を失わず、34.0はお見事の一言だ。
4着のブリッシュラックよりも前から同じ脚を使っているのだから、いやはや。
昨年はそのブリッシュラックが雪辱したことからも、この馬の能力は牡馬と混じってなんら劣ることはない。流石にこのときほどタフな流れで走れるとも思えないが、それでも今回のヴィクトリアマイルなら、マイルCほど走れば十分か。

■ドンカスターC 1800m京都
1サムライハート 1.46.3 03-03 34.6 55
2シンメイセレリティ 1.46.3 04-04 34.4 57
3サンレイジャスパー 1.46.5 09-09 34.1 52
4レットバトラー 1.46.5 07-06 34.3 55
5タガノデンジャラス 1.46.5 12-13 33.6 55
-------------------
12.5 11.0 11.7 12.7 12.1 11.6 11.2 11.2 12.3
35.2-1.0.0-34.7 M

サンレイジャスパーのベストタイムのレースだが…
またもHC52Kg。
とはいえ、これも混合戦の記録。
4ハロン目がちょうと上り坂。前半テン争いがなく、緩むところで緩んだことで、下りをいかして後半5ハロンのロングスパートの競馬になった。
この流れで差しはきかない。差せなかったこと自体は責められないが、もう少し末はほしかった印象だ。実際、13番手からだが5着のタガノデンジャラス
に見劣りしてしまう。


■クイーンS 札幌1800m
1デアリングハート 1.46.7 06-05-04-01 35.9
2ヤマニンシュクル 1.47.0 12-11-06-03 35.9
3レクレドール 1.47.0 09-08-06-03 36.0
4コアレスパティオ 1.47.1 11-11-10-05 35.8
5チアフルスマイル 1.47.3 14-14-14-10 35.0
-----------------------
12.2 10.9 11.3 11.8 12.0 12.2 12.3 11.9 12.1
34.4-58.2-36.3

終いのかかる競馬は、前半の速さと札幌の馬場を考えれば悲観することはあるまい。
その後33.9を府中牝馬では使っており、どちらかといえばタフな競馬より府中牝馬の
キレのほうが強さを感じるものの、速め先頭で、このペースで押し切ったのは魅力もあるのも事実だ。中間がほとんど緩んでおらず、35.9は少し落ちすぎの
印象ではあるものの、速め先頭で押し切れたのはたいしたもの。素直に褒めていい競馬だと思われる。
その後、前半の速い(34.0-57.5)マイルCSでは07-08 35.7と末を失ったように、基本はあくまで遅めのペースから末を発揮するタイプと思われる。



★ディアデラノビア…どんなレースでも脚を使ってくる、阪神牝馬3着は前々での競馬で3着仕方なしだが、密かにど後ろからではなく、結構前につけているからこその堅実さ。
★スイープトウショウ…マイラーズCは強い競馬。消すにけせない。
★カワカミプリンセス…秋華賞が無ければ切れるんだがなぁ。マイルも走りそう。
―フサイチパンドラ…ちと長距離向きの印象で消し。
―スプリングドリュー…福島戦は展開向いた印象。さほどマイル向きとも思えず?
―アグネスラズベリ…1400mなら強い馬だが。府中マイルは荷が重い印象で?
★アドマイヤキッス…おそらく最もマイルに向く一頭。末にやや不安も、前走で33.5をマークできたことが大きい。
★サンレイジャスパー…マイル戦は比較的向く印象。確かにHCの有利はあったが牝馬同士なら。
★デアリングハート …本質はスローで先行して末を延ばす馬だろう。テンが遅いが、大きなタメがなくとも脚は使う。
―ジョリーダンス …阪神牝馬は展開の利ありで不安のほうが大きい印象で?


★をつけたのは6頭。
マイラーズCのイメージが非常に今回の競馬に近いため、ここ2頭を上位にみたい。
posted by たま at 02:40| Comment(0) | TrackBack(8) | 競馬予想<1000-1600m> | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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