35.8-1.0.5-34.4
のっけから、なんのこっちゃでしょうが。
今年のダービーのラップです。
今更細かい分析はする必要はないのかもしれないけれど、
前半は標準からやや遅く、そのうえ仕掛けが府中にしては
やや遅めに出たぶんと、高速馬場もあってで、最後まで
前の落ちてこなかったのが今年のダービー…
一見前に有利だったように思えますが、
私の見解は、「後ろに有利」です、実は。
厳密にいえば、底力より切れが問われた結果、
末の絶対値のある馬が終い3ハロンの勝負で順位をあげやすい
レースってことです。
キンカメの年などと違い、中間にしっかり緩みが出たことで、
最後の末にかけるタイプからすれば、脚を溜めつつかつ
前との差をつめれる絶好の展開だったといえます。
ところが、はやめ仕掛けのサンツペ・アサクサキングスを残して
しまった。
ただ一頭、牝馬のウオッカを除いて。
ヴィクトリーは出遅れてから追い上げるちぐはぐな競馬。
しかし、フサイチホウオーのほうは…、
正直、陣営のいう1コーナーで走る気を失ったという言い訳を
どこまで鵜呑みにできるでしょうか。
スローで中団追走、使った脚は34.1。
これは力を出しているといってもいいと思うのです。
しかしながら、展開上、思い切った後方で待機して、
瞬発力に賭けた馬にむいたことで、5着6着には交わされました。
ただ、皐月賞に続いて、フサイチホウオーは、好タイム決着の
レースで前を残してしまっている。
この点はうちにとっては大いに割引です。
末脚の切れがある馬は派手にみえるのですが、
最後方から切れるのはある意味当然。
やはり中団でしっかり脚を使えなければ、大きいところでは
なかなか難しいでしょう。
問題は今度の舞台。阪神2400m。
天皇賞で触れましたが、このコースは基本スローがデフォルト
コース。
スタートでてすぐに坂があり、それからキツイカーブに
差し掛かるため、ペース的にはスローにならざるを得ない
コースです。
後半緩やかなカーブを描く4コーナーからペースアップ
するか、直線向いてからのペースアップになるかですが、
これが前がのんびりすると、まくりであがる追い込み馬と
なるわけで、こうなるとフサイチホウオーやドリームジャーニーには
もってこいの展開なわけです。
ただ流石にこのメンバーなら、早めのスパートのほうが可能性は
高そう。坂で一気にかわるシーンもイメージできます。
末脚の絶対値は相当要求されるコースですので、
前で競馬をしても、ただ単に粘りだけではなかなか難しい。
本来はそうでしょう。
ただし、こういうコースでスローになれば、
末の絶対値に勝る馬が有利なことは、既に乗り手も
わかっているはず。
注目はホクトスルタン。
そしてマルモコウテイがどう動くか。
いずれも小回りコースで逃げ、先行で勝ち上がってきた馬。
スタートの坂を気合をつけてあがってくるなら、
前半一気に一人旅に持ち込める。
二頭ともそういう競馬ができるだけの力はあると思われます。
そしてそうなった時。向こう正面の坂から、4コーナーで
幻惑でき、早めスパートで引き離しにかかる競馬に
なった時には、阪神2400は従来以上にタフなコースに
化ける可能性がある。
本来、そのタフさこそが、菊花賞トライアルに相応しい。
そういう競馬になったうえで、フサイチホウオーが勝つなら
何も文句はないでしょう。
しかしながら、そうなったとき、フサイチホウオーは
ダービーの二の舞のような気がします。
福島市制施行100周年記念といい、ひめさゆり賞といい、
かなりの器を感じるレースをしてきているホクトスルタン
が今回は鍵を握りそうで、こちらから入るのがアンパイとみます。
12.5 10.7 12.1 12.1 12.2 11.7 11.5 11.5 11.7。
ほとんど中間の緩まないときの福島コースを
粘りきるのは実はなかなか難しい芸当。
それをやってのけたこの馬の素質は
相当のものだと思いますよ。
相手は地力一番のヴィクトリー。
◎にしないのは、万一暴走したら、このコースでは
絶対にこれないから。ただ、力は一番。
▲単穴に極端な後傾ラップの小倉戦を勝ちきってきた
アドマイヤミリオン。
12.8 12.8 12.9 12.4 12.1 12.0 11.7 11.2 11.9。
みてわかるとおり、1800mといいつつ、後半1000mの
ロングスパート。信頼とまではいかないが、ちょっと
特殊なにおいのするラップで気持ち悪い。コースには向く
印象と、切れも相当持ち合わせている印象で。
注に追い込み一手で末なら一番のドリームジャーニー。
△だが、あとは大差なくみっちり乗り込んで本気度の高い2頭、
フェザーケープ、マンハッタンスカイが権利取りにくる
のを考えたい。
たたき2戦目のマイネルキーロフも、前走はあまり評価できず、
せいぜい△どまりまで。
また、スローでの逃げ先行で実績のある
アサクサキングス。今度は一応押さえとこうと思う。
フサイチホウオー、トーセンマーチは地力はあると思うが
調教に疑問で今回は抜けにする。
◎ホクトスルタン
○ヴィクトリー
---------------
▲アドマイヤミリオン
注ドリームジャーニー
△フェザーケープ
△マンハッタンスカイ
---------------
△マイネルキーロフ
△アサクサキングス
【競馬予想<1800-2400m>の最新記事】


