んー…どう予想してもしっくりこないなぁ。
まず、人気どころの取捨が難しい。
朝日杯勝ち馬のゴスホースケン、スプリングS4着は展開不利が
みえているアサクサダンディ、ファルコンSを強い勝ち方をした
ダノンゴーゴーあたりが人気になりそうだが、
どれもこれも強い馬ではあるものの、いずれも弱点を抱えている。
まずゴスホークケン。
買える要素としては、調子は走れそうな点、
中山マイルG1を実際に好タイムで勝っている点。
したがって当然ラップ適性も高い点。
マイナス要素はなんだかんだと休み明け。
今度は内にダンツキッスイがおり、朝日杯の再現は難しい点が
あげられるだろう。
ひとつ言えるのは、ゴスホークケンとダンツキッスイが
並ぶ以上、中間弛んだラップにはならないだろうということと、
枠と、レースっぷりから、逃げるのは今回ダンツキッスイ
であろうことは間違いない。
ではゴスホークケンはどう出そうかといえば、
ひとつは一気にいくパターン。外からおっかぶせて無理に前に出る。
この場合、この馬のいままでのレースから考えれば、中間弛みぎみ
に流れてドンと加速する中距離型のレースにはまずならない。
むしろ、ほぼ間違いなく一気にエンジンがかかるほう。
半端に出ては外、外、外で終わってしまう。
こうなると2頭併せのかたちでいかざるを得ない。
かなり厳しい条件だが、屋根の内田J、サンアディユのやり直し…といくのかどうか?
そしてこうなった場合、これまで基本中間弛んでの瞬発力勝負で
強さを発揮してきたアサクサダンディにとっては非常に厳しい。
思った以上に緩いペースになったスプリングS。
持続性も必要な流れになって、
コーナーまわりつつ加速の続く流れでは差しには厳しい。
4ハロン仕掛けで最後12.0でまとめられては、後ろから食い込むのは難しい。
好位から典弘得意のパターンのフローテーションとは騎手の差だろうし、着差は10着までほとんどないようなもの。
抜け出す脚の速さで決まったレースで脚を余したとかの言い訳も、
あながち嘘ではない。
しかし、府中3歳500万下、若竹賞も同じ傾向のレースで、
中山マイルの未勝利勝ちも、
12.5-10.9-11.2-12.1-12.7-12.1-11.8-12.1
と、弛んで0.6-0.3と加速してくるレース。
ジュニアカップは前半の速い流れにつきあいすぎで、
33.7-36.9のなかを5-5-3 36.8。
これは沈んでも仕方ないとはいえ、唯一の惨敗が、
12.3-10.7-10.7-11.3-12.2-12.4-12.2-12.3のなかの追走となると、
脚を溜めてナンボの中距離型以上で力を出すタイプにしか見えない
のが辛いところで、正直有力馬のなかで、最も中山1800はともかく、
1600が向かないタイプの馬だとしか言いようがない。
むしろ今回は消しておいて不思議ない。
残ったのがダノンゴーゴー。
これがまた、アサクサダンディの対極にあるような馬。
3歳500万下3着の
京都マイル戦。
ここで逃げたのがダンツキッスイ。
12.4-11-11-11.6-11.6-12.1-12.5-13.3
一見厳しい流れのようだが、
このレースもいつもの
一人旅。
したがって2番手以下は離れて速いラップでは
走っていない。
ゆえに2-2のルールプロスパーが残ってしまう。
アーリントンカップと同質の競馬で、流れは緩くはなっていないので
全体的に終いはかかっているが、さほど前に厳しい流れではない。
実際、大きなギアチェンジのある競馬は未経験で、
ほとんどがスピードで流れ込むタイプのレースでの実績。
急なギアチェンジを要求されるより、
さざんかS 芝1400阪神 1:22.5
-----------------------------
12.6-10.9-11.4-11.8-11.9-11.5-12.4
34.9-58.6-35.8
-----------------------------
1-1 35.8
3-2 35.2
3-4 35.7
のようにシブトサを活かしたほうがいいのが本質だと思う。
人気どころでは、実はかなり中山マイルで期待できる。
ところが…、ところが。
問題はホントぅにダンツキッスイとゴスホークケンが並んでいくか?
ダンツキッスイだが、前走は明らかに他馬の嘘をついたかたちに
なって、おっかけてくるのが遅いレース。
これは阪神マイルで、この馬がすっとばしても、「どうせ…」
と思われていたことと、ポルトフィーノがいたことが大きいだろう。
今回の舞台は中山マイル。ならばどの馬も一度加速すれば、
下り下り下りで、否応なくスピードに乗って、ガンガン追ってくる。
そして待っているのは、平たいコーナーから2.3mの坂(阪神は1.8)
となる。
どう考えても、前走の再現は難しいのだが、
それでも同じ競馬をしてしまうのがこの馬。
藤田も全く気にしてないふうだから、
そりゃあ今回もバンバンすっ飛ばしてくる。
こうなった時、1頭離し逃げの番手追走という、絶好のポジションを
さほど無理せずにゴスホークケンが手に入れられる可能性が出てくる。そのうえで、勝手に潰れるであろう馬を、積極的に追いかける
騎乗をするかどうか?
そこで緩めから、段階的に加速するレースを選択してしまうと、
勝つのは一転ゴスではなくアサクサダンディになる。
東スポ杯のように、たとえ展開速くとも、
瞬間的な脚から段階的に加速されると、ゴスはむしろ危ない。
下手に溜め逃げするなら、単に未知の領域だというだけで、
強さを発揮できるかはわからない。
つまり何がいいたいかというと、
人気どころを拾うにしても、まるでグーチョキパーで、
対極のタイプなだけに、
どっちかに決め打ちせざるを得ないところがあって、
両雄は並び立たない典型にある。
しかも、どっちもこない
オプション付きなのだからたちが悪い。
ひとしきり悩んだが…
結論。
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◎8ロードバリオス
○12ゴスホークケン
▲11ダノンゴーゴー
-------------------------
×13エーシンフォワード
△2リーサム
クラウン△6サトノプログレス
△9アポロ
フェニックス△14アポロラムセス
-------------------------
人気ではマイル戦らしい流れを期待して、
ダノンゴーゴー&ゴスホークケンのほうをとる。
となると、おのずとゴスはかなり積極的な番手追走となるから、
同時に危険度も高く軸は不向き。
狙い目としては毎日杯で5着、中山マイル向きの
ロードバリオス。ここに◎。
千両賞 阪神芝1600右 1:34.0
-----------------------------
12.3-10.7-11.5-12.1-12.3-11.5-11.4-12.2
34.5-58.9-35.1 0.8 0.1
1-1 35.1
3-4 34.8
9-9 34.5
-----------------------------
道中やや緩んだが、テンは速いし、
コーナーで抜けてくるギアチェンジの速さも要求されており、
これで逃げ切るのだから抜けてくる脚は速い。
毎日杯は終いの脚の差で負けたが、1-1 35.9、
12.7-11.0-11.3-12.1-11.9-11.7-11.8-11.3-12.2
での5着なら平板ラップへの適性もみせつけており、持続力のいる
流れでも、終いはほとんど落ちていない。
ならばここでも平板なマイルで追走したとして、
最もすんなり先行差しが嵌るのがこの馬だろう。
毎日杯からここへのステップなら、勝ち負けした馬よりは、
適性差で負けた馬。スピードは足りる。
一方、○ゴスホークケン
なんだかんだいって、朝日杯のレースは評価せざるをえまい。
ただ、結局、枠に恵まれてる側面は否めない。強い馬だと
思っているが、今回はよりによって…という感じ。
▲ダノンゴーゴー
ファルコンSは悪いレースではない。凄い末を使って見せた
ように見えているが、本質的な末脚の瞬発力では劣る印象。
逆に終いの厳しい展開で脚を失わずに差せるからこそ、
1200戦で差しがきく。
ならば応用が利くのが1600〜1800(ハイペース時)の中山競馬場。
ここは能力を出せる舞台。
×11エーシンフォワード。
アーリントンは屋根の好判断。500万はスロー目に流れての末脚瞬発力勝負での勝ち上がりで、いまいっぽ強く推すには材料が足りないものの、叩いて調子もあがっており、押さえておいて正解の印象。
基本的に、中山D1200に実績のある馬は、
人気の選択がゴスホークケン&ダノンゴーゴーでいった以上、
全部押さえたい。
芝スタート、終いの極端にかかる競馬で、先行から圧勝
してきた馬で、テンが速くなれば、そっくりそのまま
それは中山1600に応用できる。
△2リーサムクラウン
-----------------------------
3歳500万下 中山1200D 稍重
12.3-10.8-11.8-12.5-12.2-12.6
34.9-37.3
3-3 37.1
15-12 36.1
9-7 37.0
-----------------------------
前半2ハロン、23.1、中山Dらしい前傾ラップ。
(中山D1200にしては普通なのだが)
これで3追走から抜けだし切るのだから強い競馬。
スタート芝で先行にまったく苦慮していない点と、
稍重Dだけに評価微妙も、一応12秒台できて、
37.1のあがりもまあ優秀とみていいだろう。
悪くない。狙える。
3歳未勝利
府中D1400 1:26.0
-----------------------------
12.5-11.1-12.3-12.9-12.6-11.8-12.8
35.9-61.4-37.2 0.8
2-2 37.1
3-2 37.9
8-7 37.6
-----------------------------
ここでは2着に5馬身のぶっちぎり。
しかもほぼ同位置から、末で0.8秒の違いをみせている。
通常府中D1400なら、そんなに速いとも思わないが?
そのちぎった2着シルクイーグルが、次走しっかり勝ち上がり。
前半はそれなりに速いが、道中で緩んで、2ハロン目に0.8秒
の加速があるが、これは瞬発力適性もありとみるべきだろう。
かなり怖い。で、なんでだ?と思えば父タキオン。
どっかでみたなー…このパターンってことで。
△にするのがサトノプログレス。
3歳500万下 芝1600 中山 1:35.7
-----------------------------
12.4-11.1-11.6-11.9-12.0-12.1-12.0-12.6
35.1-59.0-36.7 0.1
8-11-9 35.7
3-3-3 36.5
16-14-14 35.5
-----------------------------
今回と同条件の中山マイルを大外からぶっこぬいたレースがこれ。
屋根もあるだろうが、なかなかそれだけでもできる馬は多くない。
ペースはそんなに速いわけではないが、マイルらしい
淀みない流れで、持続力がめいっぱい問われるケース。
こうなればカヴァリーノ、エイブルベガの3番手追走でしっかり
粘れた馬はともに内枠。
となれば、着差1/2は、実際はそれ以上に強いとみるべきか。
3着のオメガファルコンともどもこの条件で買える差し馬だ。
若竹賞 芝1800中山 1:49.1
12.1-11.6-11.4-12.7-11.9-12.7-12.7-11.8-12.2
35.1-59.7-36.7 0.9
3-3-2-2 36.9 4着
で敗れてはいるものの、相手はショウナンアルバ、アサクサダンディ、
スマイルジャックと悲観することはないメンツ。
屋根が典弘、美浦坂路で50秒台なら、好調持続とみて、
ここでも通用と考える。
△9アポロフェニックス
クロッカスS 1:21.3 芝1400府中
-----------------------------
12.6-11.1-11.3-11.8-11.4-11.4-11.7
35.0-58.2-34.5 0.4
-----------------------------
前半そこそこだが、速くはない。
そのため、後半ぐんぐん加速する、典型的な
末脚の絶対値だけで決まるレースになっている。
アポロフェニックスは、 9-10 33.9。レースラップとの差は大きくない。みながよい脚を使える流れ。覚えるべきは33秒台を持っているという事実のみ。フェイムロバリーに切れ負けての4着だが、2着以下とは差のない競馬。
朱竹賞 1:10.0 芝1200中山 5-5 36.6
11.9-10.2-10.9-11.9-12.0-13.1
33.0-37.0
5-5 36.6
一転して終いのかかる中山1200。これで5番手で押し切っている
のは心強い。そう見ると、かなりレースに幅をもって対応しており、
ここでまかしたのがリトルディッパーというところがまた面白い。
△14アポロラムセス
13歳500万下 ダ1200中山 1:12.7
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12.4-11.3-11.6-12.1-12.4-12.9
35.3-37.4
4-4 36.9
3-3 37.1
なにげに強い競馬。4番手から36.9で踏ん張って、
同位置のタカラシャフトをねじ伏せた。
タイムも12秒台で良馬場、芝スタートできっちり12.4で出れているなら芝も可能性はある。
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アサクサダンディはそんなわけで完全無視。
ここでは飛ぶと踏む。
スペシャルブレイド、タマモスクワートは微妙に足りない印象。
ダンツキッスイは、追っかけているものの、
逃げ切りは非常に厳しい情勢。
むしろ、マイルCのためには、
ここは逃げて沈んでかまわない。
そうすることでアーリントンと同じ状況を本番で作り得る。